Isaac Asimov
1920年ロシア生まれ。3才で家族とアメリカに移住しニューヨークで育つ。
35年、15歳の若さでコロンビア大学へ入学。39年、SF雑誌に短編が掲載され作家デビュー。
大学で生化学を教えるかたわら執筆を続けていたが、58年に専業作家となる。
SF作家としての功績で名高いが、著作の分野はミステリや一般向けの科学解説書をはじめとするノンフィクションなどまで多岐にわたり、その数も膨大である。
代表作に「わたしはロボット」(銀河帝国の興亡)シリーズ、(黒後家蜘蛛の会)シリーズなどがある。92年没。
黒後家蜘蛛の会1 Tales of the Black Widowers アイザック・アシモフ Isaac Asimov 創元推理文庫 池 央耿 訳 2024/3/21 1976/12/24 発行 |
弁護士、暗号専門家、作家、化学者、画家、数学者の六人からなる〈黒後家蜘蛛の会〉と給仕一名は、月一回〈ミラノ・レストラン〉で晩餐会を開いていた。会では毎回のようにミステリじみた話題が出て、会員各自が素人探偵ぶりを発揮する。だが常に真相を言い当てるのは、物静かな給仕のヘンリーだった!
SFの巨匠アシモフが著した、安楽椅子探偵ものの歴史に燦然と輝く連作推理短編集 ************************ |