松岡 圭祐
へーメラーの千里眼 松岡圭祐 小学館 2021/8/22 2004/8/1 発行 |
万能鑑定士Qの謎解き 松岡圭祐 角川文庫 2021/8/6 平成26/5/25 発行 |
卓越した鑑定眼と論理的思考の持ち主、凛田莉子23歳。幾多の“人の死なないミステリ”に挑んできた彼女が、『週刊角川』記者の小笠原悠斗とともに、最大の謎に直面する。大陸から怒涛のごとく押し寄せる複製品の山。しかしその製造元も、工場の所在も、首謀者もあきらかではなかった。仏像、陶器、絵画にまつわる新たな不可解を、莉子は解明できるか。Qシリーズ第20巻、Q&αシリーズ第25巻記念作。 *********************** |
万能鑑定士Qの探偵譚 松岡圭祐 角川文庫 2021/8/4 平成25/11/25 発行 |
『わたしは横領着服などしていません…』無実を主張し、波照間島から去った謎の女性。樫栗芽依と名乗った彼女は、未使用の偽札を残して姿を消した。鑑定家に徹しきれない自分を恐れ、事件に関わることを避ける凛田莉子。だが、小笠原悠斗には島からの撤退命令が出ていた…。悠斗への想いと自らの道を確かめるため、莉子は再び「万能鑑定士Q」として、羽ばたけるのか? ************************* 「面白くて知恵がつく 人の死なないミステリ」がキャッチコピー |
万能鑑定士Qの推理劇 T 松岡圭祐 角川文庫 2021/7/22 平成23/12/25 発行 |
高校までどん底の成績だった天然少女、凜田莉子。沖縄から上京後、感受性を学習に役立てるすべを知り、わずか5年で驚異の頭脳派に成長する。次々に難事件を解決する莉子のもとに、怪しげな招待状が舞いこんだ。絢爛豪華な宝石鑑定イベントに潜む巧妙なトリックを解き明かせるか。1年半で200万部を突破した『面白くて知恵がつく人の死なないミステリ』 *********************** |
催眠 松岡 圭祐 小学館文庫 2011/2/6 1999/5/1 発行 |
ある嵐の晩、ニセ催眠術師・実相寺則之の前に突然現われた色白の女。稲光が走り雷鳴がとどろく中、突如女は異様にかん高い声で笑い出し、自分は宇宙人だと叫び始めた―ー肝を潰す実相寺の前で、その女(入江由香)が見せた異常な能力とは?そして女の前に現われた東京カウンセリング心理センターの催眠療法科長・嵯峨敏也が見抜いた女の能力の秘密とは? 複雑な精神病理と医療カウンセリングの世界を一級の娯楽作品に仕立て、ミステリー界の賞賛を集めながら、一気に映画化まで登りつめた奇跡のデビュー作。(裏表紙の紹介) *************** |
千里眼 運命の暗示 松岡 圭祐 小学館 2010/5/29 2001/1/1 発行 |
捕らわれた岬美由紀を救い出すため、嵯峨敏也と蒲生誠は東京湾唯一の無人島・猿島に向かう。しかしそこには既に、メフィスト・コンサルティングの罠が張り巡らされていた。中国15億人を一斉に操り日本侵攻に向かわせるメフィストの集団マインドコントロールのからくりとは? 残された猶予はわずか24時間。そこにはオカルトや超常現象ではない、科学的"催眠暗示の巧妙なトリックが隠されていた。−−−−(裏表紙) ********************** 超人的な動きをしてしまう美由紀、ここまでするとリアリティはないので、何でも有りだと思ってしまう。 F15を借ります、などと言って勝手に操縦し、阻止しようとした車を破壊する・・・・・ちょっとやりすぎではないですか?映画にしたときは見せ場になる場面かもしれないが。 荒唐無稽な連続だけど、それをわかった上でなら楽しめる。そういうもんだと思えばいい。 それなりにぐいぐいと惹きつけられて読んでしまったのだから。 著者は車にこだわりがあるのかな。 蒲生は嵯峨の運転を横目にみながら、マセラッティ・クアトロポルテの助手席に身を沈めていた。(中略)蒲生はシートベルトをはずしながらいった。「へんな音がするクルマだったな」嵯峨はいった。「内装が木製革張りだから、走っているあいだは擦れ合う音がする」「そうじゃなくて、エンジン音だよ。まるで暴走族みたいにやかましい」「ああ。4ドアセダンなのにリアマフラーが四本出しだから」 こんな会話が挟まる。 |
千里眼 ミドリの猿 松岡 圭祐 小学館 2010/5/21 2000/3/20 発行 |
嵯峨敏也は悪夢にうなされていた一・・。多重人格と判断した入絵由香の恐るべき夜叉の顔をまのあたりにしたからだ。 タダ、心理学は勉強すれば奥が深く、面白そうではある。 ミニクーパーにのって逃げながら、「こいつには心理的効果もあるんだよ。悪人が乗ってるようにはみえない、ひとに危害をくわえるようにもみえない。だから警察からもヤクザからもちょっかいをだされずに済む」というくだりは面白かった。 |
千里眼 松岡 圭祐 小学館文庫 2010/5/1 2000/4/1 発行 |
可憐で心優しい最強のカウンセラー、岬美由紀登場! 横須賀基地から最新鋭のミサイルが突如、都心に向けて発射された。着弾を阻止するには十桁のパスワードを解読しなければならない。美由紀は解読にとりかかる……。 一方、千葉の南房総では巨大な観音像に魅せられる不審な少女の姿があった。その陰には世界を震掘させる〈催眠〉の罠が待ちうけていた! 予断を許さぬサスペンス、えも一言われぬ爽快感。エンターテインメントの粋を尽くし、ベストセラー街道を独走した大傑作(裏表紙) **************** |